ロードバイク初心者には峠はキツイ!?登りが楽になる考え方

ロードバイク初心者には峠はキツイ!?登りが楽になる考え方

峠道は日本各地にあり、毎日いろんなところでサイクリストたちが峠に挑んでいます。峠には登りきった後の達成感や峠から見渡せる景色などの魅力がたくさんある場所です。

しかしそんな峠は初心者にとっては、、、

「きつい!!!」

今回は少しでも峠を登っている最中少しでも楽になる考え方を紹介します。

※今回は峠を登り始めた初心者向けに書いています。峠でのタイムを気にし、途中で足のつかない中級者、上級者向けの記事ではございません。

峠を登りきった後のご褒美を決める

峠を登ることには何かしらの目的がないときついものです。なので、峠を登る前にご褒美となるものを決めておくと、途中で挫折せずに登り続けることができると思います。

例えば、峠の頂の近くに茶屋やカフェがあるなら、そこでスイーツなどを食べることをご褒美にするのもいいと思います。

富士山メロンパン登った後のご褒美
富士山メロンパン

私の場合、峠の長い下りをご褒美にしているので、「この登った分下れるんだ!」「登りがあるから下りがある!」と自分に言い聞かせています。

写真を撮るためだったり、景色を見るためだったりと人によってご褒美は違うと思います。

ご褒美などの目標を持つことによってモチベーションになりますし、少しは楽しくなると思います。

顔を下に向けない!前に向けろ!

精神論か?と思った方もいるかもしれませんがちゃんとした理由があります。

峠を登っているときつくなって下に顔が向いてしまうことがあると思います。しかし下に顔が向いているとどんどんきつくなってしまいます。

なぜかというと、下を向くといろんなことに気が向いてしまうからです。きつい!と思って目線を下に下げたらサイコンが見えると思います。そしたら速度が表示されています。

どんどん下がる速度、それだけで焦りを感じたり、さらにきつく感じてしまうことががあります。

初心者は特に下がる速度に焦りなどを感じてしまいやすいと思います。そしたら次は何が原因かを考え始めてしまいます。

ペダリングだったりダンシング、ポジションか?と考え始めるでしょう。そうすると意識は自分の足に向きます。きついときに足に意識を向けると余計に痛みを感じたり、きつくなって悪循環を引き起こします。

意識を足などの体の部位に向けないことが大事なこととなります。いろんなスポーツなどに共通しますが遠くを見ることが重要なことだと思います。

自転車の場合道のカーブの先など遠くを見て走るといいでしょう。安全運転のためにも!

「顔を下に向けない!前に向けろ!」

と自分に言い聞かせてください。

周りの景色を楽しめ!

峠を登りきるには楽しむことが一番重要と言えます。何事も楽しまければ続ける事が出来ません。

先ほど話した下を向かない事と似ています。初心者は峠で気にするのは速度やケイデンスではなく周りの変わる景色です。

どんどん上がる高度、生えている植物が変わってきたり、小さな祠があったりと景色は自転車をこいでいるとどんどん変わっていきます。

周りへ注意を向ける事でキツさが変わっていくと思います。

まとめ

初心者にとって峠に行くことは一つの目標ですよね。しかし、最初のうちは速度も出ないし、周りのサイクリストに抜かされてきついと思います。

はじめのうちは速度などの数値よりも、周りの景色や空気を楽しんで自転車に乗って峠を登る楽しさを知ることで続きやすくなりますし、また行きたいと思えます。

峠は一度きりのものでなく、ずっとその場所にあり続けるので慣れてから、タイムや速度に気を使うことをオススメします。

峠を登る前に交通標識をチェック

知ってて当然!?自転車に乗るなら知らないといけない交通標識

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